CentOS5にSATAのHDDを追加する

AOpenのAX4PE MAXというマザーにCentOS5を乗っけてファイルサーバを運用しています.そろそろHDDの容量が足りなくなってきたので,PATAのHDDをはずしてSATAのHDDを取り付けることにしました.今回購入したHDDはSeagateのST3500320ASというHDDです.このHDDを取り付けるところまでは良かったのですが,なぜかCentOSが認識してくれませんでした.

ぐぐってみると,LinuxSATAの対応が遅れているようなことが書かれていました.マザーにSATAのHDDを取り付けるだけで認識してくれると思っていただけに,すこし残念でした.そこで,マザー,CentOS,HDDについて調べてみることにしました.本当なら,購入する前に調べるんですよね.

  • AX4PE MAX
    • SATAのチップはPROMISEのPDC20375
    • 上記チップはSATAIIには対応していない
  • CentOS5
    • PROMISEのPDC20375に対応するドライバは最初から入っている
  • HDD
    • SATA/SATAIIに対応している
    • SATA/SATAIIの切り替えはジャンパピンで行う

調べた結果,SATAのHDDを動かすことができないのはおかしいという結論に達しました.HDDを繋げて再起動をしていると,あることに気づきました.それは,SATAのHDDをたまに認識するときがあるということです.認識したといってもdmesgにHDDを見つけたけど,レートが遅すぎるというエラーが表示される程度で,/dev/sdaができた訳ではありません.

認識できたりできなかったりするのは実はケーブルの接触不良なのではないかと思いました.そういえば,マザー側のSATAコネクタがホコリで汚れているにも関わらず,SATAケーブルを挿したような...SATAケーブルを引っこ抜いてマザーのSATAコネクタを綿棒で綺麗に掃除をしたところ,無事CentOS上で認識するようになりました.まさか原因がホコリだったなんて.長らく使ってないコネクタを使用する時は気をつけなければいけません.